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「SONGS 星野源」@NHK [音楽]

今日はこの秋一番なんじゃないかというくらいの快晴!
我が家のリビングは暑いくらいです。こんなにいいお天気なのに夫は明け方まで持ち帰り仕事してたみたいで、まったく起きる気配なし。
ということで、録画していたTVを見てます。

11月23日に放送されたNHKの「SONGS」
ミュージシャンで俳優の星野源さんが登場。去年くらいからちょっと気になる存在なんですよね。
今もドラマ「コウノドリ」で主人公の同期のニヒルな?医者を演じてます。
これまでのイメージで能天気なくらい明るい人、というイメージを勝手に抱いていたので、ちょっと意外・・・。

でもこの「SONGS」を見て、彼の経験して来たことを知りうんうん、なるほどね、あの役もなかなかはまり役なのかもと思いました。

今年、フジのドラマの主題歌だった「SUN」
(ドラマはかなりアレでしたよね。2回見て挫折・・・。あれですよ、山口智子がでてたやつ)
この曲が今年のわたしのお気に入りでして。
ミュージックビデオもキッチュでかわいいし。

そして、この曲を書いた経緯を星野くんが語ってましたが、その話にグッときたので、書き残しておきます。

もうさんざん辛い思いをしたしもういいんじゃないかなと思って
苦しいとかもういいわみたいな
明るい曲、太陽みたいな そんな曲をつくりたいなと思った時に
自分にとっても太陽ってなんだろうって思うと
マイケル・ジャクソンだった
栄養と光をもらって パワーをもらって
その感謝の気持ちもこめつつ
もう楽しいことしたいから 楽しい曲作ろうって思いで「SUN」が出来ました

星野くんは人気が出始めた2012年にくも膜下出血で倒れ、2度も手術を受けています。
周囲から浮いてしまって孤独だった子供時代、そして闘病時代、どちらも支えになったのがマイケル・ジャクソンの歌声だった。
でもマイケルも子供の頃は父親から虐待を受けながら無邪気な顔をしてステージに立っていた。そんなところに自分の気持ちがシンクロしたのではないかというようなことを語ってました。

こうした経緯を知って、上記の発言を聞くと、なんだかわたしも心にストンと落ちてきた。
なんでわたしがこんなにこの「SUN」という曲に惹かれるのか。


もうすぐ「SUN」が収録されたアルバムが発売されます。
レンタルしようと思ってたけど、この番組見たら、「買わなきゃ!!」って気分になったわ(笑)
どうせならブルーレイ付きのを買いたいなと思った次第。
通常版プラス千円でライブ映像のブルーレイがついてくる(しかも22曲収録!)とは。
最近、CD買わなくなってたけど、すごいことになってますね。CDが売れない時代だからオマケで勝負って感じになってしまってるのね。

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「エヴェレストー神々の山嶺」夢枕獏(角川文庫) [本]

あっという間に1週間が終わりました〜。
両親とあちこちでかけて、いろいろ食べて体重増加・・・。馬肥える秋ですねぇ。

エヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)

エヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2015/10/24
  • メディア: 文庫





少し前の作品ですが、来春映画が公開されるそうで、角川から再発売されました。なんとなんと、文庫で1075ページ。厚さが4センチ! ちなみに集英社文庫版は当然ながら上下巻です。ハイ。
こんな文庫本見たことないよー、ということで購入してみました(笑)
初めて読む夢枕獏の小説です。

1924年、世界初のエヴェレスト登頂を目指し、頂上付近で姿を消した登山家のジョージ・マロリー。登攀史上最大の謎の鍵を握る、マロリーのものと思しき古いコダックを手に入れた写真家の深町誠だが、何者かにカメラを盗まれる。行方を追ううち、深町は孤高の登山家・羽生丈二に出会う。羽生が狙うのは、エヴェレスト南西壁、前人未到の冬期無酸素単独登攀だった。山に賭ける男たちを描いた、山岳小説の金字塔、待望の合本版。(Bookデータベースより)

エヴェレストへの登頂がこんなに過酷なものだと知り驚愕です。
生物が生きられる限界を越えた場所を、一歩一歩歩いて進んでいく。
なんでそんな苦しく命の保証さえないことに取り組むのか。
羽生や深町の姿に、そんな問いを常に感じながら読みました。最初はマロリーのカメラを巡るミステリー風なのですが、物語が進むうちに、どんどん「なぜ頂を目指すのか?」という哲学的な問いを求める修行のような小説に・・・。

危険であるからこそ、誰もやっていないからこそ。。。
こういうのって、やっぱり男脳なんじゃないかと思うんだよねぇ。どうでしょうか。。。

ニュースにもなっていましたが、栗城さんという方がエヴェレスト単独無酸素登頂への挑戦を続けられてますね。今年10月も結局コンディションともなわず断念されたのだとか。


こちらのサイトにエヴェレストの写真が掲載されていて、この小説にも登場した場所もあり、「へ〜こんなところなんだ!」と興味深かったです。

ちなみに映画では伝説の登山家羽生が阿部寛、彼を追う山岳カメラマンに岡田准一という豪華キャスト。
メインビジュアルの阿部ちゃんの目の落ちくぼみ方が、人生のすべてをエヴェレスト登頂にかけている羽生の姿と重なります。これは映画館に観に行きたいわぁ。


予告編が解禁されていましたが、なにせ角川ですから(*)Youtubeじゃなーい。なので貼付けできません。
*角川はドワンゴ(ニコ生の親会社ですね)と合併しました。
6000メートルあたりで撮影したというニュースを読んだ気がします。

ついこの前、洋画で「エベレスト3D」ってのをやってましたが、そもそもはそれを観にいきたいなーと思ってたんですよね。これは1990年代に起きた大遭難事故をもとにした作品で、3Dでとことんリアルな映像を見られるらしいのですが、なにしろストーリーが陰鬱で気が滅入るというレビューをいくつも目にして断念。たくさん人が死んじゃうんだし。

そのうちWOWOWでやったら見たいと思います。

コ、コワイ。。。


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「ギリギリ」原田ひ香(角川書店) [本]

この週末は両親と一緒に長野へ善光寺詣で。
長野、寒いかな〜、寒いよね〜。


ギリギリ

ギリギリ

  • 作者: 原田 ひ香
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2015/09/30
  • メディア: 単行本


最近わたし的に注目の原田ひ香さん。新刊見つけたので図書館で借りました。

脚本家志望の健児、その妻で夫を亡くした瞳、瞳の元夫の母親、つまり元義母の静江。この3人が順番に主人公になっていく連作集。

何ともややこしい関係。健児と瞳は中学、高校の同級生で、健児が瞳に憧れていたという関係。
瞳の亡くなった夫の一太郎はある日突然過労死。
会社を辞めて脚本家になるべく東京へ出て来た健児はサギのような事件で住むところもお金もなくし、瞳に拾われ、結婚。
義母の静江は夫に先立たれ、息子にも先立たれたいわゆる奥さまで、お金には困ってないけど一人では何もできないような主婦。

3人で今はいない「一郎太」という人を囲んで、表面的には和気あいあいとしながらもお互いの距離をとりあっている。いわばギリギリのところでバランスの取れた3つ又になったやじろうべい。
ひとりがちょっと動くとすぐにぐらりとバランスが崩れてしまって崩壊寸前。

こんな3人がもちろんそのまま何十年もこのままの関係を続けられるはずもなく・・・というお話し。

ラストは納得だけど、やっぱり健児と瞳は「生きてるもの同士」なんだから、幸せになってほしいな。それぞれ別の相手を見つけるもよし、数年後、よりを戻すもよし。

いろんなことがギリギリで、しかも浮き世の義理にまみれた世の中だからね。なんとか幸せ掴んで欲しいです。


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神宮外苑の銀杏並木とバインミー [身辺雑記]

さすがに11月下旬になって肌寒くなってきましたね〜。
数日前、神宮外苑の銀杏並木の定点観測に行ってきました。
なかなか葉っぱが黄色くならなかったのですが、いちょう祭りも始まり、そろそろ・・・な感じになってました。

IMG_3135.jpg
じゃん!
青山通りの入口からの1枚。この日はお天気よかったけど、ちょっと肌寒かったです。

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「ここは私たちのいない場所」白石一文(新潮社) [本]

今日は夫の帰りが早く、わたしが寄り道していて遅くなったので晩ごはんは「てんや」へ。
何にも考えずにお店に行ったら、なんと毎月18日は「てん(10)や(8)の日」で天丼が390円!
もちろん、お得な天丼食べました。てんやはどのメニューもご飯の小盛りが可能でしかもその分少し安くなるので、食べ過ぎて苦し〜〜ってことにもなりません。

ここは私たちのいない場所

ここは私たちのいない場所

  • 作者: 白石 一文
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/09/30
  • メディア: 単行本


5歳のときに3歳の妹が風邪をこじらせて亡くなった。兄の名前は存実、妹の名前は在実。「ありのり」、と「あるみ」。まったくもって奇妙な名前だけど、これは高名な哲学者だった父がつけた名前。
亡くなった幼い妹とのスピリチャルなつながりの話なのか・・・と思いながら読み始めたけど、別にそういうわけではなくて、主人公の芹澤存実はもう50すぎのおっさんで、食品メーカーの役員に同期一番乗りでなっている、いってみれば成功者。
しかし、芹澤は元部下である夫婦の策略にあっさりはまり、別に辞める必要はないのだけど会社を退職。
いわば芹澤の毎日が夏休み日記、といった感じ。

なにせ白石作品ですから、主人公はずーーーっと理屈っぽいことをあーでもないこーでもないと考えている。しかも今回の芹澤くんは無職ですから、時間は有り余っていて、いつもに増して考えてます。

芹澤の両親は娘の死をきっかけにぎくしゃくし、父が亡くなるまでずっと別居。そんなこともあり、芹澤は家庭を持つということに意味を見いだせず、独身。
現在の都会の暮らしでは、自分と違う属性の人と交流を持つことは相当意識的に行動しない限りないし、まさに芹澤が感じているとおりまったく違う場所、に感じられますよね。
ときどきひょっこりそういうコミュニティに迷い込むとまさに「ここは私がいない場所」というふうに感じられる。

そういう意味で、なんだか共感しまくりのこの作品。
短めなのであっという間に読み終えますが、またしばらくしてから読んでみたいです。

それにしても白石作品を読む度に、なんでわたし、こんなに白石一文好きなのかなー?って思ってしまうのですよね。読んでて楽しいこともないし、全然スッキリしないし。でもなぜか読んでしまう。
タイトルがいつも好きなんだよなー、とも思います。




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2014年バリ旅行〜6月25日世界遺産ジャティルウィへ [旅&おでかけ]

自分でも忘れかけていた去年のバリ旅行記・・・。あと少しなんだから、絶対完結させるっと意気込んで再開です。

6月25日は2泊したプリセバツをチェックアウトして移動する日。観光を兼ねた移動日なので、日本で車の予約をしておきました。
ドライバーさんとガイドさんのペアです。
10時ちょうどに現れた2人組み。ガイドさんが、なんと、俳優の石倉三郎さんにそっくり! 後で、2人になったときに夫と確認し合い、爆笑でした。ほんとに似てたんですよーーー。

セバツ村で見た光景。
DSCN3150.jpg
お祭りのようで、沢山の人がお供えを頭に乗せて集合してきていました。後の人なんて、手も添えずに歩いてますよね。スゴい・・・。

ウブドの町を抜けて2012年に世界遺産に登録されたジャティルウィへ向かいます。途中、ウブドでランドリーに寄ってもらい数日前に預けていた洗濯物を受け取り。


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糸を一度も切らないプルオーバー完成! [あみあみ&ちくちく]

今日はものすごい秋晴れ。今日は仕事もない日なので、週末の両親の上京に備えお布団を干したり、布団を圧縮して押し込んでいた(笑)ベッドの下を掃除したり、まだしまっていなかった扇風機を掃除したりと家事に勤しみました。実は寝坊してしまったせいか、10時くらいまでは調子がでなくてダラダラすごしてしまっていたんですが(汗)、心を入れ替えた!

ということで、勢いにのってブログ記事をUP。

完成、と威勢のいいタイトルをつけてますが、もう1ヶ月は前に編み上げていたのです。なので季節外れ感は否めませんが・・・。

おなじみmichiyoさんの「色も丈も選んで楽しいニットのふだん着」から「糸を一度も切らないプルオーバー」です。

PB070006.jpg

普通、セーターは前見頃、後ろ身頃、左右の袖を編んで、とじはぎして完成、となるのですが、このデザイン、首もとから輪針でぐるぐるぐるぐる増目をしながら編んでいくだけなのです。
とにかく面白い。こういう首からグルグル編んでいくのをトップダウンというらしいのですが・・・。
これを一度も糸を切らずに続けて編んでいくというのはアイディアですよねぇ。

しかし、3段に1回増目があったり、ぐるぐる編むだけなので今自分がどこを編んでいるのかわからなくなったりするので、いろいろ考えた結果、こんな表をExcelで作成して1段ごとにチェックしながら編みました。

PB160018.jpg

アップにすると・・・

PB160019.jpg
こんな感じで、わたしにしかわかりませんが、前見頃の右、左、左袖、後ろ身頃、右袖のパーツごとに目数をチェックできるようになっています。
テレビ観ながらのながら編みが多いので、時々目を数えないと絶対間違えてるんですよ。
しかし、袖が終わって胴体のみになってからは相当テキトーになってしまい、最後に目数を数えたら前後左右で少し目数が合わず(汗)←意味ない・・・
ま、ざっくりしたデザインゆえそういう細かいことは気にしないことにします(笑)

ちなみにモデルさんが着るとこんな感じです。
PB160021.jpg

編み図どおりだと少し丈が短かったので10センチくらい長くしました。

ちなみに糸は指定糸ではなくこれまたおなじみ毛糸ピエロさんの麻100%の糸を2本取りで。
しかもコーン巻の長い糸だったので、1枚糸をつなぐことなく編むことができてストレスフリーでした。我流なのでどうも糸端の始末が苦手でストレスなんですよね。

ネットで編み物ブロガーさんたちの記事を見ていると、「楽しい!」と何枚も編まれている方がちらほらいらっしゃいましたが、それも納得です。でもどんなスピードで編まれているんでしょうか。ちなみにわたしはこれ、ひと夏かけて編みました。のんびりね(笑)
来年、じゃんじゃん着ようと思います。

今は久々にかぎ針で小物を編んでます。なんとかそれを今月中に仕上げ、冬物ウェアに入りたい!

ちなみに使った糸はこちら。セールで1巻840円で購入。これを2巻で1着編めました。や、安い・・・。


色も丈も選んで楽しいニットのふだん着

色も丈も選んで楽しいニットのふだん着

  • 作者: michiyo
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2015/02/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


「世界の辺境とハードボイルド室町時代」高野秀行×清水克行(集英社インターナショナル) [本]

週末なのに、雨ですね。天気がよければ今週も山に行きたかったのに・・・。しかも夫は急に仕事が立て込んだらしく、今日も明日も仕事だと言ってますよ。とりあえず、今日はひとりでお家に籠り、録画していたテレビ観たり、編み物したり、調べものしたり、なかんじ。

世界の辺境とハードボイルド室町時代

世界の辺境とハードボイルド室町時代

  • 作者: 高野 秀行
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2015/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
さて、超面白かった!!のご紹介。
タイトルはもうアノ本のモロパクリですね(笑)
世界の辺境を訪れてはルポを書きまくっている高野さんと、気鋭の歴史学者清水先生の対談です。
お互いがお互いの本を読んで、「ソマリアと室町時代って似てる!」と感じ合い、対談が実現したという嘘みたいなほんとの話。

エッセンスはこちらのサイトでも読めますので、まずはこちらをどうぞ。


かつて大学受験の際には、文学と歴史どっちにしようか・・・と迷いまくったわたしですが、わたしの好物は平安時代でした。そして清水先生の専門の室町時代はわたしにとって、なんだかわけわからん、な時代というイメージ。
この対談を読んでいると、室町時代って日本の歴史上はなんだか規格外の時代だったということがわかります。というか逆に世界史的な目でみると江戸時代がヘンだったというね。

そんな室町時代と主にソマリアを比較して、「おーこれも共通!」みたいなおふたりの盛り上がりが読んでて楽しい。そして室町時代についての「へー、そうだったんだ!」な新しい知見も多々あるのですが、残念ながら期限切れで図書館に返却しちゃったので、具体的エピソードをご紹介できず残念。
ここ数十年は室町時代の研究がブームで新しい歴史解釈などがいろいろ出て来ているらしく、おそらくわたしが日本史を学校で学んだ20年以上前とはだいぶ変わってるみたいです。

過酷な時代ではあったけど、日本人って自由だったんだな、とも思う室町時代。
社会が安定すると縛りも厳しくなるものね。「独裁者は平和を好む」というのはなるほどね、という視点。

この本、そのうち買ってしまうかも。。。
そして清水先生の一般向けの著書も読んでみたいと思ってます。

謎の独立国家ソマリランド

謎の独立国家ソマリランド

  • 作者: 高野 秀行
  • 出版社/メーカー: 本の雑誌社
  • 発売日: 2013/02/19
  • メディア: 単行本





喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ)

喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ)




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「抱く女」桐野夏生(新潮社) [本]

寒かったり暑かったり・・・。月曜日の蒸し暑さにはげんなり・・・。
明日はようやく晴れ!の予報。洗濯しよう、そうしよう。

抱く女

抱く女

  • 作者: 桐野 夏生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/06/30
  • メディア: 単行本





1972年の秋から冬にかけての、20歳の女子大生、直子の日々。

「抱かれる女から抱く女へ」とスローガンが叫ばれ、連合赤軍事件が起き、不穏な風が吹き荒れる七〇年代。二十歳の女子大生・直子は、社会に傷つき反発しながらも、ウーマンリブや学生運動には違和感を覚えていた。必死に自分の居場所を求める彼女は、やがて初めての恋愛に狂おしくのめり込んでいく―。著者渾身の傑作小説。(「BOOKデータベース」より)

ちょうどわたしの0歳児時代と重なる時代。わたしが無邪気な表情であぶあぶ言っていた頃、東京でこんなふうに過ごしていた女の子がいたのか〜と思いながら読了。
なんだか遠い世界だな・・・。この20年後に同じようにわたしも大学生活を送ったのだけど、じゃあ、その20年後の大学生とわたしたちの違いに比べたらずいぶん社会は変わってしまったんだなぁと思うなぁ。

別に戦争が起きているわけでもないのに、暴力による「死」が若者にとって身近にある世界ってやっぱり異様。学生運動における集団の狂気はカルト教団のようでもあり、幼稚なイジメのようでもあり。

時々登場する、直子と同年代の社会人たちからみたら「ケッ」って感じでしょう。大学に進学することが今よりずっとずっと大変だった時代なんだし。
すでにあさま山荘事件によって、学生運動の成れの果てはテレビの中で津々浦々に知れ渡っていたのよね。。。

直子、この後どうするのかな。でも結局、大学も辞めず、しばらくしたら家に戻っちゃうんじゃなかろうか。
外国の小説を読んでいるような現実感のない世界に、もしかしてこの時代には日本にはパラレルワールドがあって、学生運動をしていた若者たちはみんなパラレルワールドの方で生きていたんじゃないのかなと思っていみたり。
でも、最近あまりなかったダークな読後感の桐野ワールドでした。

ここから脱線。あさま山荘事件のとき(わたし、生後3〜4ヶ月くらい?)は、ちょうど父が病み上がりでなぜだか父の実家に家族3人で泊まっていたらしく、おにぎりを握っておいて祖父母、まだ中学生だった叔父とうちの両親で、1日中、テレビの前に釘付けになっていたとよく母から聞かされました。
すごいインパクトだったんでしょうねぇ。鉄球で攻撃してるところを生中継だもんね。
この事件のときに、日清がカップヌードルを警察やマスコミに差し入れて、一気にメジャーになったみたいな話も興味深い。大きな事件の影にはいろんな進歩が隠れていたりするのですよね。



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大山へ(だいせんじゃないよ、おおやまだよ) [山登り]

11月1日に神奈川県の大山へ登ってきました。
丹沢のメジャーどころ。ケーブルカーもあって、アクセスしやすい人気の山(だそう)です。
古くは山岳信仰の山だったそうで、山の中腹と頂上に立派な阿夫利(あふり)神社という神社があります。
ちなみに九州育ちのわたしにとっては「大山」という漢字を見ると、「だいせん」って読みたくなるんですよね。鳥取県の大山。日本百名山です。長崎からもあのあたりまでスキーバスでスキーに出かける人たちが結構いました。

11月は紅葉目当ての登山者&観光客で大混雑という情報をゲットしたので、まだ紅葉には早いけど、出遅れないように・・・と6時半には出発するつもりが夫がなかなか起きられず結局7時出発に。でも、東名の渋滞も短くて8時半には駐車場に止めることができました。
大山には市営の第一駐車場と第二駐車場があり、第二の方がケーブルカー乗り場には近いので、まずはそちらに向かってみたら、満車。
待つこともできたようですが、こんな時間に下りてくる人がそうそういるわけないので、さっさと諦めて第一駐車場へ。ちなみに1日600円でした。同じ市営駐車場でも便利な第二の方は1000円だそうです。

支度をして、テクテク歩き出します。
まだ登山を始めていなかった今年の春に、厚木の七沢温泉で温泉に入った後、なんとなく一度来たのですが、雨が降りそうだったので、ケーブルカーにものらずそのままUターンした、ということがあり、今回は一応、そのリベンジです。お土産屋さんが並ぶこま参道の入口まで10分、こま参道からケーブルカー乗り場まで15分。ずっと上り坂と階段です。

ケーブルカーで阿夫利神社下社まで登っちゃおうか、と夫と話していたのですが、結構な行列。で、歩くと40分ということだったので、ぼんやり待っているより歩こうか、ということで歩き始めました。

急階段の男坂とゆるやかな女坂があり、迷わず女坂を選びましたが・・・いやいや、こっちもずっと階段なんですよ。途中七不思議などもあり、気は紛れるものの、なんだかバテバテ。。。

ケーブルカーの駅まで着いたところで、もうギブアップしようかと内心思ったくらい。
が、せっかく来たのにそんなこと言ってられません。
立派な阿夫利神社でお参りして、湧き水をいただいて、本格登山の開始です。ここから地図では山頂まで90分!!

まずは、こんな石段が登場し、絶望的な気分に・・・。
IMG_3114.jpg
(登りきったところから撮りました。かなりの急階段)

その後も、整備された道なのですが、階段風な道が続き、なんだかげっそりしてしまいました。
3丁目、とか5丁目とか道々に石碑が立っているのですが、これがなかなか数字が増えなくてねぇ。。。
しかも頂上までは20いくつか丁目があるんですよ。
20丁目越えてからが長かった。

途中、富士山スポットもありますが曇っていて見えず。みなさん心の目で見えていたようです(笑)
朝は晴れてたのになぁ・・・。残念。

登っている時にも思ったけど、山頂はさらにすごい人です。11月はじめにこの混雑なら、紅葉見頃の11月下旬はどうなってしまうのでしょうか。

IMG_3112.jpg

山頂からの眺め。遠くに相模湾が見えてました。霞んでたけどね。

持ってきた大福を食べて、下山します。
ガイドブックにあったとおり下山は見晴台経由の別ルートにしようと思っていたのですが、途中工事中の場所があるということで、登ってきた道をそのまま下ります。

ところどころ、紅葉。
IMG_3117.jpg
まだこんなかんじでチラホラ。

IMG_3115.jpg

最後の階段を下って、神社まで到着。
なんだか段差にやられて疲れ果てたので、下りはケーブルカーに乗ることにします。
実は大山ケーブルカーは夏の間に工事をしていて、車両も新型にリニューアルしたそうです。窓がものすごく広くて眺めがよかったです。
時刻表だと20分間隔の運転ですが、繁忙期なので臨時列車がじゃんじゃん動いてるようで、すぐに乗れました。

駐車場に戻って来たのが1時前。往復4時間くらいということですね。

こま参道から駐車場までの川沿いの道が紅葉始まっていました。
IMG_3121.jpg
ちなみに、第2駐車場に止めたい車の列がだいぶ伸びていましたが・・・。
正直な感想として、ちょっと歩くけど第一に止めるか、繁忙期は少し離れた小学校のグラウンドが臨時駐車場になっていて、シャトルバスが走ってましたので、そちらに止めるのが賢いかと。
みんな一度車止めちゃうと何時間も戻ってこないですからね。

駅までのバス停も大行列でした〜。

この後、秦野の「なんツっ亭」でラーメンを食べ、途中産直のお店で野菜を買ったりしてから、いつもの七沢温泉元湯館で温泉!
七沢温泉はいつもすごく空いていて、のんびりできるのですが、珍しくお客さんがいっぱいでした。やっぱり秋の行楽シーズンだから??
ちなみに、先日、登山用品のモンベルの会員になったら、七沢温泉の日帰り入浴がなんと半額に! 会費がかかりますが、これはすぐモトが取れるとホクホク(笑)

IMG_3125.jpg
元湯館の玄関脇にある木がなんと柚子だった! 黄色い実がたくさんなってました。

お風呂にのんびり入っていたら4時過ぎに。
そして当然のように東名高速は渋滞・・・。一般道で帰ろうか、と走り始めてから「あれ、海老名のららぽーとってオープンしたんじゃない?」ということになり、寄り道してみたり。
三崎口の海産問屋の直営店で美味しそうなお寿司が安かったので、晩ごはんにお買い上げ。あとは富澤商店でパン用の強力粉買ったり、モンベルで夫がウェアを買ったりと実用的なお買物。さすがにオープンしたてのららぽーと、混雑していました。

結局9時頃、家に到着して、買ってきたお寿司食べました。

とまあ、盛りだくさんな一日だったのですが、大山の感想は「しんどいっ!!」
もくもくと整備された段差を登る山はどうも苦手のようです。もう少しワイルドさが欲しいところです。



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