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「我が家のヒミツ」奥田英朗(集英社) [本]

今日は午後から夫が仕事&忘年会で出かけたので、わたしはまたもやひとりの休日。
わたしも仕事しないとなーと思いつつ、眠くて眠くて意識を失ってました。とほほ。

我が家のヒミツ

我が家のヒミツ

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)





「家日和」「我が家の問題」に続く、「家」シリーズ(←勝手に命名。でももしかしたら呼ばれてるかも)の第三弾。「我が家の問題」が2011年なので、お久しぶりですね。

6編の短編が掲載されてます。
「家日和」「我が家の問題」にも登場した小説家の物語もやっぱり健在。奥さん、さらにパワーアップしてます。
そして、今回、感動ものだったのが「手紙に乗せて」

脳梗塞でまだ50代の母が突然亡くなった若林家。
父は妻を亡くしたショックから全く立ち直れずにいて、その姿にまた軽くショックを受ける長男の亨。その亨の会社の部長(数年前に妻を亡くした)がすごく親身になって、父にあてて手紙を書いてくれて・・・という息子から、母の死とその辛さに直面する父の姿を見た短編。

男性、それも50代の中年男性は悲しみを出す場があまりなさそうだから、どんどん悲しみが蓄積していく感覚はよくわかる・・・。当事者同士でわかちあう場があるといいのだけど、それがまさに手紙を介して行われた過程が感動的でした。
少し前の「あさイチ」で夫を亡くした哀しみからぬけだせない「夫ロス」特集をやっていたけど、妻ロスも相当深刻そう。確か、妻に先立たれた男性は余命が短い傾向にあるんですよね・・・。

家日和 (集英社文庫)

家日和 (集英社文庫)

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/05/20
  • メディア: 文庫
    我が家の問題 (集英社文庫)

    我が家の問題 (集英社文庫)

    • 作者: 奥田 英朗
    • 出版社/メーカー: 集英社
    • 発売日: 2014/06/25
    • メディア: 文庫


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「啼かない鳥は空に溺れる」唯川恵(幻冬舎) [本]

今日は薄曇りで、冷えてます〜。
来週末に群馬の山の方の温泉に行くのですが、今年は暖冬でスキー場にも雪がない、なんてニュースを見て、「あれ、うちの車でも行けるんじゃない〜?」なんて思い始めてしまいってましたが・・・。今朝、宿のWebサイトを見たら「積雪しました!」なんてニュースがあり、速攻バスを予約しました!
今まで冬の群馬では怖い思いをしてますからね(笑)

啼かない鳥は空に溺れる

啼かない鳥は空に溺れる

  • 作者: 唯川 恵
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/08/06
  • メディア: 単行本





久しぶりの唯川さん。いつもながら図書館本なので、予約した時になんでコレ読もうと思ったのか不明・・・。
えっと、ざっくり要約すると、千遥と亜沙子のアラサー女性が主人公。ふたりはまったく関係がなくて(正確に言うと千遥の恋人と亜沙子が偶然合コンでであって愚痴友になるという展開はあります)、最後までこの2人の人生が交わることはありません。あ、途中ですれ違うんだった。
ふたりの共通点はいわゆる毒親である母との関係に悩んでいること。
千遥の母はネグレクト系で、亜沙子の母は束縛系とタイプは違うのですが。

最後はまーるく解決、めでたしめでたし、かと思ったら「えーーー!!」な結末。
母の執念は凄まじい。でも、亜沙子の母の娘への執着が消えないというのはわかるのだけど、ネグレクト系の千遥の母があそこまで千遥を否定することに執着する気持ちはなんなんだろう・・・?と結局よくわからず。

でも、よくわからないのはわたしが母を重荷に思うことなく育ってきたからなのか、主人公たちと似た悩みを持つ人が読むと「そうそう!!」と共感できるラストなのか、は判断つきかねるなぁと思ったのでした。



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「三人屋」原田ひ香 [本]

今日は快晴!!
家にいるのがもったいないような青空です。

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さて久々の読書レビュー。最近お気に入りの原田ひ香さん。
それにしてもひ香っていうお名前、変わってるよねー。

三人屋

三人屋

  • 作者: 原田 ひ香
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2015/06/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)





商店街の古い喫茶店跡に突然開店した三人屋。といっても三人屋という店名は商店街の人が勝手に読んでいるだけ。
夜月、まひる、朝日の年の離れた姉妹がそれぞれ、スナック、うどん屋、モーニングのお店、と時間を変えて営業している。
そこに出入りする常連客たちの悲喜こもごもと3姉妹(特に夜月とまひる)の人生が渾然と描かれていきます。
読み始めたときはもっとお客さんの人生寄り(この店に通うことで不思議と人生好転したり、本人の意識が変わったり、みたいな)の話だと思っていたのだけど、結局、夜月とまひるがどう新しい人生を歩き出すかという話。
三人屋が舞台、というよりも三人屋そのもの。

それにしても家賃がかからないって飲食店をやる上ではすばらしいアドバンテージですよね。
羨ましい・・・
(って、感想、そこ??)

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イルミネーションあちこち [身辺雑記]

夫が海外出張で1週間の不在・・・やっぱりサビシー。そして一人だと生活がおそろしく乱れます。ついつい夜更かししちゃうし、熟睡できないし。今日は仕事中もかなり眠かったです。とほほ。

さて、昨日は仕事帰りに本を探しに銀座へ。
銀座では「ヒカリミチ」というイルミネーションをやっていて、綺麗でした。

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銀座、ほんっと久しぶりだな〜。昔は食事をするのも銀座、買い物も銀座、歌舞伎も銀座・・・だったのに。
中央通りの両側にライトアップされた木々が並んでます。1丁目から8丁目まで。
その名の通り、光の道。
目の保養だわー。

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これは11月の終わりくらいに車で通りがかったときに撮った写真。ブルガリのヘビ〜。
これも毎年おなじみですね。なんでも毎年ヘビの目の色が違うんですって。

そして今日は仕事帰りに表参道でお買物。
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こちらはシンプルだけど、暖かい色味のイルミネーションです。きっとあの歩道橋から撮るともっときれいに違いない・・・。

そして我が地元。
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ほんの少しですが、駅前のイルミネーション。
でもかなりの明るさなので迫力満点です。
今年は張り切ってるかんじです。だれが点灯してるのかな?

ということで、今年もあと2週間を切りましたね。
このブログもさらりと12年目に突入してます。そしてわたしもいつの間にかまたひとつ年をとり・・・。

「うわーーーー」って思わず声がでてしまうくらいのイルミネーション、見たいな〜。
どこかオススメありませんかー?


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キツネだと思ったんだけど・・・(追記あり) [おいしいもの]

10月に千歳空港で慌ただしく購入したロイズのチョコ。
この可愛さに一目惚れ!だったのですが・・・。

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わたし、ずっとコイツのことキタキツネだと思っていて、いざ食べようとして写真を撮り、おなじみ幼なじみS嬢に「キタキツネ〜」とメールしたのですよ。

そしたらS嬢が、「え、クマがバナナ抱えてると思った」と返事をしてきて、「いやいや、キタキツネがサケを抱えてるに決まってるでしょ」って、わたし。

しかしその後、なんとなく気になったわたしはググってみました。

・・・ロイズのこのシリーズにキタキツネはおりませんでした。とほほ。
ハイ、クマが正解です。
でも抱えてるのはバナナじゃなくて、鮭だけどねっ。

と、S嬢に改めてメールしました、ってオチのはずでしたが、今、この記事を書きながらしつこく検索しなおしたところ・・・あれ、クマの顔が違う。
ということで、さらに探したら、やっぱりコイツはキツネでしたよ!!
クマはもっと口元が「クマ」って感じでした(笑)

ちなみに・・・クマは一番左のコイツです。
(画像、オフィシャルサイトよりお借りしました)
26008_3.jpg

ちなみにこの動物チョコシリーズ、千歳空港の「ロイズチョコレートワールド」限定商品。
ロイズチョコレートワールドは、チョコレート工場を見学できたりする施設のようですが、行ったことありません。千歳空港内の売店ではあちこちで購入できます。
わたしは搭乗ゲート内のJALの売店で買いました。

おいしいミルクチョコでしたが、最近わたしは明治の「チョコレート効果」というシリーズのカカオ86%ばかり食べているため、ものすごく甘く感じました。もう普通のチョコには戻れないかも・・・。

いつも食べてるのはコレですが・・・

明治 チョコレート効果CACAO86% 5入

明治 チョコレート効果CACAO86% 5入





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筑波山ショートカット登山 [山登り]

先週、とってもいいお天気だったので登山にでかけました。
いろいろスケジュールを考えると今年最後かな?と思って。
行き先は・・・筑波山!

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寝坊してしまい、遅めの出発。筑波山神社に着いたのは10時半くらい。
山頂でお昼を食べようとコンビニで調達してきました。

駐車場からは遠くに富士山。うっすらと霞がかかっていたので、写真は撮らず。

すでに筑波山は紅葉も終了、とネット情報で目にしていたのでまったく期待していなかったのですが、なんのなんの。登山道の入口当たりは見頃でした。

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11月末に行った修善寺より美しい!

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木漏れ日キラキラ。

上りはケーブルカー沿いの御幸が原コースで。山道っぽくていいかんじ。前回大山の階段攻めの記憶がまだ新しく、階段続きだったら嫌だなぁと思っていたのです。

お天気いいし、紅葉はキレイだし、いい気分、とマイペースで歩いていたら、先にスタスタ登っていた夫が途中でへばってました。汗ダラダラ流しながら放心。この時点で登山開始30分くらい。
どうしたのかと思ったら、頭痛がひどいとのこと。「気圧のせいかな」なんてトボケたことを言ってましたが(おそらくこの時点で標高400〜500メートル)、急に運動して血の巡りがよくなりすぎたせいではないかということで落ち着きました。わたしのザックのなかに鎮痛剤が入っていたので、薬を飲みしばし休憩・・・。

しばらく休んだら頭痛はおさまってきたらしいですが、なんか辛そうだったので、今回はここで撤退することにしました。まぁ筑波山だからいつでも来られるもんね。

ということで、また登山道入口まで下りて、そのまま帰るのも悔しいからケーブルカーで山頂へ向かうことにしました。素晴らしいショートカット!

ケーブルカーを待つ間に売店でソフトクリームを・・・。
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茨城県奥久慈でとれた林檎のソフトクリームです。
おいしかったけど、ソフトクリームって感じでもなく・・・やっぱりソフトはバニラに限るわーと改めて感じたのでした。

しかし、ケーブルカーを下りた先に登山コースがあるわけでもないので、いかにも登山者、というわたしたちは車内で浮きまくり(笑)

ケーブルカーを下りるとそこは御幸が原という広場?になっていて、空いてるベンチでお弁当食べました。風が強くて寒かった・・・。そろそろ暖かい飲み物が欲しい季節です。今度はサーモスにコーヒー淹れていこう。

筑波山には男体山と女体山という2つの山頂がありますが、数年前、ドライブついでに来た時には男体山に登ったので、今回は女体山へ登ってみました。
男体山はすぐ山頂、なんだけど岩場みたいなところもあって、前回普通のかっこをしていたわたしたちは少々苦戦したのですが、女体山はほぼハイキングコース。10分か15分くらいで到着です。
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日本百名山。
百名山のなかではずいぶん低い山ですよね。

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こちらは霞ヶ浦方面。

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石岡方面。こちらも低山の紅葉が見事でした。
ところで、写真中央上の方に黒い丸が写ってますが・・・これってセンサーについた埃でしょうか?
まだ購入して1ヶ月のミラーレスカメラ。すでにお手入れの試練(←大げさ)です。

山頂を堪能してまたケーブルカーで下山。
ケーブルカー駅付近の紅葉。
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神社近くのホテルで立ち寄り湯しましたが、うーーーん、もう次はいいかなー。
次回筑波山に来るときは街に下りてどこかのスーパー銭湯にでも行こうかと思います。

4時くらいに高速に乗ったものの、守谷あたりから渋滞・・・。
途中で高速下りて、一般道を途中晩ごはんをはさみながらのんびり帰ってきました。

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高速からの夕陽。

ということで中途半端というかはっきり言うとリタイヤしてしまった筑波山、リベンジ決定〜。


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健康診断と検診後のランチのことなど [おいしいもの]

昨日は1ヶ月前から準備してのぞんだ健康診断の日でした。
こんなにいろいろ試してみたのは初めてです。
でも、わたしが頑張ったのは(とうぜんダメもとなんだけど)LDLコレステロール、通称悪玉コレステロール対策。
・・・が、今回行った検診クリニックは血液検査の結果は後日郵送で〜とのことで結果わからず。残念ーーー。

しかし、今回、LDLコレステロールにビビったわたしが受けたオプション検査、頸動脈エコーは異常なし!
非常にきれいな血管ですね、と褒められました。良かった(涙)

なにゆえ、LDLコレステロールと頸動脈に関係があるのかというと、LDLコレステロールの何が悪いって、血液をドロドロにして血管に張り付き、血栓を作って脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす要因の一つになるから。
で、頸動脈をエコーで診ると、現在の血管の詰まり具合=LDLコレステロールがどのくらい悪さをしているかがわかるらしいのです。

血液検査でどんな結果が出てくるか不安ではありますが、とりあえず今のところ心筋梗塞や脳梗塞のリスクはあまり高くないということがわかって一安心。

そして、11月の連休に両親につきあって食べ過ぎた結果増えた体重もなんとか元に戻すことができました。セーフ。
しばらくは、運動と食事に気をつけてあと数キロ痩せたい・・・と願っています。

なんていいながら、検診の後のお楽しみのランチ!

クリニックが品川駅だったので、品川アトレのシティーベーカリーでランチしよう!!と意気込んでいたのですが、胃カメラ飲んだため1時間は飲食禁止令がだされてまして、断念。
品川のアトレって飲食中心なので本屋さんやお洋服などのぶらぶらして時間をつぶせるお店がないんですよね。
で、検診も終わったし、数日ぶりにカロリー等を気にせず、好きなものを選んでお持ち帰りしました。

まずは「DEAN & DELUCA」でサンドイッチ。
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ビーフケバブのサンドです。食べ応えアリ。
手前のポテトサラダは前日の残りものです。

そして奥に見えているのが・・・
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この手前のパンというかナッツの塊。名前は忘れちゃいましたが、「シティーベーカリー」で購入。
連絡通路をはさんで、右と左の2店でお買物です。
このナッツの塊、すごい重さなんですよ。
結局サンドイッチとポテトサラダでお腹いっぱいになってしまい、後でおやつに1/3ほど食べましたが、これもうパンではないね。キャラメリゼしたナッツ、です。ほぼナッツ。

そしてシティーベーカリーといえば、のプレッツェルクロワッサン。さすがにオープンした頃の人気は影もなく?山盛り売られてました。
これは今朝の朝ごはんで食べましたが(ちゃんと2個買って来ましたよ)、すごくしょっぱかった〜。
なにせプレッツェルクロワッサンですから、表面に岩塩をかなりふりかけてあるんではないかと思われます。
以前食べた時にはこんなにしょっぱいとは感じなかったような・・・?
普段、クロワッサンは食べないので(カロリーが怖いから)たっぷりのバターが刺激的でとても美味しかったです。



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11月の読書メーター [本]

あーーーっと言う間に12月。
もうすぐまたひとつ年をとると思うと泣けてきます・・・。


2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3293ページ
ナイス数:100ナイス

日本人の値段: 中国に買われたエリート技術者たち日本人の値段: 中国に買われたエリート技術者たち感想
日本人技術者が海外に出て行くことは本人に取っては悪いことではない(日本に彼らに満足のできる仕事がないということなのだから)と思うけど、それが技術流出、しかも単に産業分野にとどまらず中国の軍事産業への技術流出につながっている、というのは深刻な問題ではあるなぁ・・・。とはいえ、このグローバル化の流れを止めることはできないわけで・・・悩ましい問題です。
読了日:11月2日 著者:谷崎光
物語のおわり物語のおわり感想
長編か短編かも調べず図書館から借りだし。連作短編集でした。イヤじゃない方の湊さん。登場する一人ひとりの心に、短い物語のどこかのポイントが響く。「おわり」方が見事。
読了日:11月2日 著者:湊かなえ
世界の辺境とハードボイルド室町時代世界の辺境とハードボイルド室町時代感想
やっぱり面白かった! 中世の歴史は茫洋としてよくわからない、とずっと思って来たけれど、なんだか研究が進んでおもしろうな学問世界が広がっているみたい。清水先生のご本もぜひ読んでみようと思います。現代の辺境の社会(例えば、ここ数年高野さんが本を書いているソマリランドとか)と室町時代の社会のあり方が恐ろしく似通っているというお二人のお話しが面白くてページをめくる手が止まりません。
読了日:11月7日 著者:高野秀行,清水克行
にょにょにょっ記にょにょにょっ記感想
ほむほむワールド炸裂。今、気がついたのだけど、これ、第三弾なんですね。ちょっとした拍子に浮かぶ妄想がどんどんひろがっていく様が「あるある!」なかんじ。
読了日:11月9日 著者:穂村弘,フジモトマサル
抱く女抱く女感想
1972年、20歳の女子学生直子の秋から冬にかけての日々。あさま山荘事件の後、力を失っていく学生運動。そんな時代の空気と、自分をもてあましている直子の様子を見ていると胸が痛い。いろんなことに苛立つ自分、というのがやっぱりこの時代の「考えてしまう」女子の典型か。それにしても、内ゲバが激しくなっていたらしきこの時代、大学生活に「死」がこんなに隣り合わせになっていたというのが信じられない思い。
読了日:11月9日 著者:桐野夏生
ここは私たちのいない場所ここは私たちのいない場所感想
幼い頃、妹を亡くし喪失感を抱え何かを放棄して生きてきたらしい芹澤。50歳過ぎても独身なんだけど、都合良く女性が登場。いわゆる「こじらせ男子」か?!と思いつつ・・・なんだかんだいいながら、主人公がずーーっと理屈っぽく考えを巡らせる白石作品が好きなんだな、わたし、と思ったのでした。そしてタイトルも好き。
読了日:11月13日 著者:白石一文
東京23話 (一般書)東京23話 (一般書)感想
東京のそれぞれの区が語り手という斬新さ。土地の神様、みたいな感じなのかな。ずっとその場所その場所を見守り続けた感が面白い。「へーーー」な話もいろいろ折り込まれていてそれも楽しい。
読了日:11月15日 著者:山内マリコ
ギリギリギリギリ感想
ギリギリってそういうことか〜。でも健児も瞳も静江もお互いの抱えている傷に触ってしまわないように、ギリギリのところでバランスを取っていたんだものね。でもそんなギリギリのバランスなんていつまでも取り続けることなんてできないし。3人の選択は必然だとは思うけど、いつかまたギリギリではない、新しい関係性を築いてほしいなぁ。
読了日:11月15日 著者:原田ひ香
エヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)エヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)感想
地球上にこんなに過酷な場所があり、そこに取り憑かれたように挑み続けるひとたちがいる・・・。とてつもなく壮大な作品だけど、おもしろかったーー。
読了日:11月25日 著者:夢枕獏
ヤンキー社長ヤンキー社長感想
登場する社長さん全員をヤンキー的「叩き上げの突破力」を持つ、とくくってしまうことには少し違和感があるけど、それぞれ武勇伝は興味深く読みました。へーーーって感じ。
読了日:11月28日 著者:野地秩嘉

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