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9月の読書メーター [本]

あらー、もう8日ですね。

寒かったり暑かったり、体調崩しやすい季節ですからみなさまお気をつけて!


先月は前半は順調だったけど後半失速・・・


9月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1884
ナイス数:36

駒姫: 三条河原異聞駒姫: 三条河原異聞感想
「真田丸」でひとり生き残った姫が東南アジアに渡って・・・的な展開があったので、もしかして駒姫とおこちゃも・・・なんて思いながら読んでいたのですが、やはり歴史通り。駒姫、というよりも駒姫というひとりの聡明な姫君の命を救うため、最上家全員が苦しみ、それでも全力を尽くした物語。文体に馴染めず途中で読むのをやめようとしていたのですが、最後まで読んでよかった・・・。
読了日:09月03日 著者:武内 涼
なんでわざわざ中年体育なんでわざわざ中年体育感想
イヤダイヤダと言いながらも10年毎週走り続け、フルマラソンを何回も走っている角田さんは本当に運動が嫌いなのだろうか・・・?としみじみ考える・・・。習慣化できる人ってすごいなと、結局そこに感想は落ち着いてしまうのだけど。
読了日:09月04日 著者:角田 光代
荒神 (新潮文庫)荒神 (新潮文庫)感想
長編で、読み応えあったけど、どうも最後がしりすぼみ・・・SF的、神話的な解決よりも、怪物を生み出した人の心の闇から解決してほしかったわ・・・。
読了日:09月09日 著者:宮部 みゆき
情熱大陸への執拗な情熱情熱大陸への執拗な情熱感想
ずっとずっと恋い焦がれていた「情熱大陸」への出演(上陸)はあっさりと同級生に先を越され、それでもはたから見ると滑稽なほどに情熱大陸へ情熱を燃やし続ける筆者。身近にいたら、すごくネタにできそうな人だわ。知り合いにさーーーみたいな茶飲み話のネタにしちゃいそう(笑)
読了日:09月12日 著者:宮川 サトシ
蘇我の娘の古事記蘇我の娘の古事記感想
権力者の争いに翻弄される平社員の家族・・・と思うと現代社会にも通ずるところがあるかも。複雑な生い立ちと背負っているものの重さにもかかわらず、明るく清らかなコダマの姿が印象的。この時代といえば「天平の虹」で、大海人皇子および鵜野の視点からの歴史がわたしのベースになっているので、敗者の側からは新鮮でした。勝ったものに都合のいいように歴史は作られるのです。。。
読了日:09月24日 著者:周防柳

読書メーター

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「蘇我の娘の古事記」周防柳(角川春樹事務所) [本]

今日は病院に行くためにわざわざ仕事を休んだのに、検査前は食事をしてはいけない・・・という基本中の基本をすっぱりと忘れてしまい、のんびり朝ごはんを食べてしました。出かける準備をしようとしたときに、「・・・あ!!!」と気がついて病院に確認して見たところ、やはり腹部エコー検査は朝ごはん食べてしまうとNGとのこと。とほほほほーーー。その後、銀行でも自分のミスのせいで2時間も時間を費やすことになったりと踏んだり蹴ったりの1日でした。


今年の話題の1冊らしいです。書評でわたしは見つけて図書館で予約しました。
懐かしの大化の改新の年に生まれたコダマという渡来人の家の娘とその兄のヤマドリ。この二人の成長とともに、激動の歴史模様が描かれていきます。
コダマは幼い頃に原因不明で失明してしまったのですが、そのかわりというべきか、おそるべき記憶力で、古老から聞いた言い伝え、伝説の類を一字一句覚えてしまうという能力を持っており、章ごとに、幼いヤマドリとコダマの兄妹がいろんな神話(古事記にでてくる国つくりのはなしとか、因幡の素兎とか)を聞く場面が挟まれます。
渡来人の文官である船一族はやがてコダマの出生の秘密がもとで、政治的に危うい立場に立たされ、やがて時代の大きな波に巻き込まれていく・・・という悲しいおはなし。
コダマの造形が見事なので、悲しいお話なのにあまり悲壮感がなくて、爽やかな読後感です。
それにしても、やはり歴史って、勝者が作るものだから、敗者の視点からみるとまったく違うものに見えてきます。この時代についての知識って、10代の頃読みふけっていた「天上の虹」がほぼ全てなので、大海人皇子と鵜野讃良の夫婦がなかなかなワルとして描かれていて、大友皇子側からみたらそうよねーとしみじみ感じました。
「天上の虹」、途中で読むのやめちゃったんだけど、最後はどうなったのかなー。きになるわー。

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「情熱大陸への執拗な情熱」宮川サトシ(幻冬舎) [本]

今日も雨〜。お彼岸ですね。今日はおはぎ作ろうかと思って冷凍してあったあずき煮を解凍しました。これからあんこ練るか〜。


最近、Amazonへのリンクが貼れません。なんでかな〜。


コミックエッセイ。どこかのブログで紹介されているのを読んで興味津々。

あのテレビ番組「情熱大陸」をこよなく愛し、いつの日にか「情熱大陸」に出演することを夢見る著者。

その日常はひたすら「情熱大陸」に支配されてます。

ビールはもちろん「スーパードライ」だし、朝にジョギングするのは「情熱大陸感があるから」、塾の講師をしたいたときには、塾の裏紙に漫画の下書き・・・それも情熱大陸に「上陸」したときのため。なんか下積み感があるから・・・、と「バカだなー」と思えるエピソード満載。

しかし彼のそんな「情熱大陸」熱に衝撃を与える出来事が! それは地元の友達ワタナベくんが学者になっていて、出演しているのを見てしまったから。速攻地元に帰って同級生たちに聞き込みを行う・・・などほんとにナゾナゾナゾの行動。一時期、「情熱大陸」を見るのをやめてNHK「プロフェッショナル」に乗り換えてみたり。すると不運が続いた、これは情熱大陸を見なくなったせいだ、と理由をつけ結局戻ってきてしまう「情熱大陸」・・・


ちなみにときおり登場する情熱大陸の神様は、バイオリンを弾きながらあらわれるむっちりしたもじゃもじゃ頭のおじさん・・・ええ、ハカセ氏ですね〜。


まぁ、当然ながら1冊読み終えても作者は「情熱大陸」には上陸できず(作者の用語で、「情熱大陸」に出演することを「上陸」という)、なんあというか、おかしみとうっすらとしたかなしみを感じるわけですが。こういうモチベーションで創作活動をしている人もいるんだな〜と、これまで数回しか「情熱大陸」を見たことないわたしは思うわけです。


ちなみに綾野剛くんは同郷らしく、同じ喫茶店でバイトしていたこともあるらしいです。そのことにも「情熱大陸」綾野剛の巻で気がついた作者。ほんと、全てが情熱大陸に支配される毎日ですね。


奥さん、観察してると飽きないと思うけど、これが毎日だとちょっとうっとおしいかも(笑)


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「なんでわざわざ中年体育」角田光代(文藝春秋) [本]

昨日は仕事帰りになんとかジムにかけこんで、最後のホットヨガのクラスへ。

お腹が空いていたので、途中でへばってしまわないか心配でしたが、なんとか45分やりきった!

しかし今日は筋肉痛。しかも、午後遅くから痛みがでてくるという、中年あるある・・・


なんでわざわざ中年体育

なんでわざわざ中年体育

  • 作者: 角田 光代
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/10/11
  • メディア: 単行本
角田ファンにはよく知れた話だと思うけど、角田さんはマラソンも走るし、ボクシングもするというスポーツウーマン・・・かと思いきや、ご本人いわく、運動がいやでいやで仕方ない、そうな。
なのにもう10年以上、週末にはランニングをして、このエッセイの中でも何回もフルマラソンを完走。
いやいやいや、運動嫌いなんて、嘘でしょ、と思ってしまう運動ぶりです。
ちなみにこのエッセイ、文藝春秋社のスポーツ雑誌「Number」連載だったそうな。なるほど!!
もっと、毎回目新しいスポーツに挑戦する記録、なのかと思っていたら、別にそれほどでもなく、毎月角田さんがやったスポーツについて書かれたものでした。なので、必然的に、マラソン出たり、ランニングしたり、トレイルランニングで山中を何十キロも走ったり、なかんじ。
表紙のとおり、ボルタリングに挑戦するの巻もあるのですが、ボルタリングにはハマらなかったそうです。
角田さんって、すごく”習慣つける力”が強い人なんだろうな。
なにせ、小説家という仕事なのに、自分で勤務時間を明確に決めていて、完全週休二日制、朝9時から夕方5時までが執筆時間、昼休みはきっかり1時間と決めてずっと仕事してるらしい。しかもそんなふうに勤務時間を決めたのは昔、会社員と付き合っていたから。その彼と別れてからも仕事のペースはそのままを守っているというのだからすごい。習慣を守り続けられる人って、ある意味、変化への抵抗感が強いのかもしれないけど、ほんとに尊敬。
すぐに易きに流れてしまうわたしには憧れ、仰ぎ見る存在です。
ということで、5月に入会したスポーツクラブに真面目に通おうと決意を新たにした初秋の一夜なのでした。
余談ですが、とうとう角田源氏が刊行スタート。当然ながら源氏物語なので、上中下の大作。どんなふうになってるのかきになる・・・でもちょっと怖いわぁ〜。今度立ち読みしてから、買うかどうか決めようっと。
源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集04)

源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集04)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/09/08
  • メディア: 単行本

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8月の読書メーター [本]

えーーー、おかしいなぁ。絶対にもう1〜2冊は読んだ気がするのですが、まさかの3冊??

8月上旬に何を読んでいたかが思い出せないのよねぇ。。。絶対記録もれだと思う。



8月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1228
ナイス数:75

ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たちヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち感想
今まで語るすべがなかったヒルビリーと呼ばれる(自分たちでも読んでいる)白人労働者層のリアルな生活史。結局貧困から脱するには教育しかなく、ネグレクトされていても、誰かしらか、手を差し伸べて愛情をかけてくれる大人がそばにいてくれるかどうかが重要な分かれ道であるということが、著者の実体験として語られる。映画化決定だそうだけど、著者のかつての自分のようなヒルビリーの若者たちへのメッセージが伝わるのかどうかが・・・切ないです。
読了日:08月15日 著者:J.D.ヴァンス
悪左府の女悪左府の女感想
平安末期、平清盛の世の中になるほんのちょっと前の朝廷が舞台。・・・しかし、悪左府と呼ばれる藤原頼長が、冷徹な切れ者、という設定なんだけど、その切れ者であるという根拠がさっぱり伝わって来ず。。。浅はかな失敗ばっかりして年取ったお父さんに叱られてばかりというね。もやもやばかりが残った1冊でした。とほほ。
読了日:08月19日 著者:伊東 潤
スタートアップ・バブル 愚かな投資家と幼稚な起業家スタートアップ・バブル 愚かな投資家と幼稚な起業家感想
読み終えてから調べたのだけど、ハブスポットってもう何年も前に日本支社があるんですね。経営者は40代だけど、20代の若者たちを大量に雇って、部品のように使い、すぐにクビにするというビジネスモデルに寒気・・・。CEOも20代だっていうならまだわかるんだけど。そして衝撃のエンディング。著者もこんな展開になるとは思いもしてなかったようですが。こんな会社が上場企業なのか〜と遠くをみてしまう。
読了日:08月26日 著者:ダン・ライオンズ

読書メーター

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7月の読書メーター [本]

むふふ、金曜日〜。やったー、週末です。


さて、7月の読書メーター。5冊読みました!! 満足。

パリ、わたしも行ったことないのでいつかは行って見たいなぁ。そして7年前のNY旅行ではいけなかったMoMAにもいつか行きたい・・・。


7月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1679
ナイス数:77

「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 (光文社新書)「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 (光文社新書)感想
Living for Today=その日暮らし、のタンザニアの都市生活者たちの暮らしをフィールドワークで15年間追っかけている著者の研究成果を一般向けにした新書。江戸時代の江戸の町人たちもこんな感じだったのではないかと感じました。もちろん現代のタンザニアではグローバリゼーションの波がやってきていて、江戸時代のような相互監視の仕組みもないし、中国まで仕入れに出かけたりするし、携帯電話で送金とかしているわけですが、Living for Todayなかんじとか。
読了日:07月01日 著者:小川 さやか


パリ行ったことないの (集英社文庫)パリ行ったことないの (集英社文庫)感想
わたしもパリ行ったことないのですよ。いつかは行ってみたいけど、行かない場所的な。。。短編集なんだけど、最後は大円団。パリというある種誰もが憧れる記号のような都市をキーワードに日々になんとなくうつうつとしている女たちのささやかなレジスタンスのお話、なのかな。
読了日:07月02日 著者:山内 マリコ


暗幕のゲルニカ暗幕のゲルニカ感想
もちろんピカソの「ゲルニカ」については一般常識範囲で知っていたけど、なんだか怖い絵、というくらいの感想しかなかったのだけど。史実にフィクションをとりまぜで美術の知識がない読者に楽しませるエンターテイメントに昇華させてるマハさんの筆力に脱帽。最後はかなり駆け足な気もしましたが・・・。
読了日:07月09日 著者:原田 マハ


BUTTERBUTTER感想
実際の事件をモチーフにした(モデルじゃないよね)作品。 事件の謎ときではなく、強烈な毒を持つ人間と接点を持った時に人はどんな影響を受けるのか、といった話なのかなぁと。柚木さんもまわりの編集者も直木賞を獲りにいきたいのだろうけど、うーーん、どうなのかしらね、と「ナイルパーチの女子会」を読んだ時と同じ感想を持ちました。
読了日:07月28日 著者:柚木 麻子


猿の見る夢猿の見る夢感想
セコいおじさんだなーとページをめくるたびに思わせてくれる桐野さんの説得力。俗物だらけで、なんの解決もなければ、進歩もない。けれど、これが人生だろうし、心の中をのぞけばみんな大なり小なり薄井的な人格をもってるんではなかろうか、とつい思ってしまいました。
読了日:07月31日 著者:桐野 夏生

読書メーター

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6月の読書メーター [本]

ひゃ〜、今年も半分終わりました。

お正月には思ってもいなかったハードワーク状態・・・。

去年の今頃計画していた生活とは正反対な状況で、切なすぎる(涙)


気を取り直して、6月の読書メーターです。



6月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1105
ナイス数:37

買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて (文春文庫)買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて (文春文庫)感想
実はそれほど伊勢丹の話はでてこないし、なんか、痛快なお買い物話でもなく・・・ようやく、こガネができて、ちょっとだけ贅沢する余裕ができてきた30歳くらいの自分のことを思い出しながら微笑ましたく読みました。わたしは伊勢丹じゃなくて横浜高島屋だったけどね(笑)
読了日:06月10日 著者:山内 マリコ
源氏姉妹源氏姉妹感想
最近、酒井さんはすっかり源氏ずいてますねー。さすが原文で読み通しただけあるわー。
読了日:06月15日 著者:酒井 順子
文庫解説ワンダーランド (岩波新書)文庫解説ワンダーランド (岩波新書)感想
久々の斎藤さん。文庫の解説って、確かに必ず読むけど、確かに差が激しい。。。そういえば、最近ほぼ文庫は読まないので解説も読んでないな〜ということに気がつきました。解説読みたさに文庫買ってしまうかも(笑)
読了日:06月17日 著者:斎藤 美奈子
ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室感想
料理に対する心理的ハードルがある女性たちに料理を(包丁の使い方から)教える料理教室の顛末記。箱に入っているものがかえって料理することのハードルを上げている、という指摘には納得。ああいう素が売ってあると自分で作るのは大変だからね、って気分になるものね。そしてお菓子は絶対自分で一度は作ってみるべきだと思うわー。こんなに砂糖が入ってるのかとぞっとするから。料理への恐怖心・苦手意識は個々人が抱えている人生の問題が表出したものであるという気づきはなるほどなと感じました。
読了日:06月29日 著者:キャスリーン・フリン

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5月の読書メーター [本]

なんだか前後してしまいましたが5月の読書メーターです。

まさかの3冊!!

えーーー。もっと読んだと思うんだけど・・・。

図書館で借りると履歴がわからないのがな〜。ネットで予約してるんだから、貸出履歴も見られるようになるといいのに。子供とか、読書記録が残っていいとおもうんだけどな。



5月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:842
ナイス数:24

野良猫を尊敬した日野良猫を尊敬した日感想
自意識が暴走するとこうなるという見事な例だなぁと、ほむほむのエッセイ読むたびに思います。でもほんもののほむほむはまっとうな人だったりして(笑)
読了日:05月02日 著者:穂村 弘
未中年 ~四十路から先、思い描いたことがなかったもので。~ (BUNCH COMICS)未中年 ~四十路から先、思い描いたことがなかったもので。~ (BUNCH COMICS)感想
四十路って、確かに未知の領域だったなぁ。しかも私の場合、辛いことてんこ盛りで・・・。ふう。38〜39くらいの頃を思い出しつつ読みました。
読了日:05月13日 著者:ナナトエリ,ジェーン・スー
ドアの向こうのカルト ---9歳から35歳まで過ごしたエホバの証人の記録ドアの向こうのカルト ---9歳から35歳まで過ごしたエホバの証人の記録感想
いつも駅前で一日中、チラシを配っている(というか、ただ看板を持って立っている)人たちが一体どういう生活を送っているのか気になっていたので読んでみた。本人が信じるのはいいのだけれど子供の将来の可能性を奪ってしまうのはやっぱりどうかと思うなぁ・・・。
読了日:05月14日 著者:佐藤 典雅

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「ドアの向こうのカルト」佐藤典雅(河出書房新社) [本]

GW明けの1週間も怒涛のように過ぎ去りました。

友達と買い物がてら番号はん食べられたのが唯一の息抜きだったわぁ〜。


ドアの向こうのカルト ---9歳から35歳まで過ごしたエホバの証人の記録

ドアの向こうのカルト ---9歳から35歳まで過ごしたエホバの証人の記録

  • 作者: 佐藤 典雅
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
とあるブログでレビューされていたので図書館で借りてみました。ちなみに今年に入ってから文庫にもなっているようです。
副題のとおり、9歳から35歳までエホバの証人の信者として過ごした著者が、どういう経緯で信者になり、どういう経緯で決別し、そして家族も含めて教団の洗脳を解いていったのか、という内容です。
洗脳が解けてからのパートの内容がちょっと筆が乱れているというか、ちょっと粗い気もしましたが、自分の意思ではなく親が入信してしまい、最初は意味もわからず信じていたというか強制的に参加されていたのが、徐々に洗脳されていき、教団の教義およびルールに従う人生を送るようになるプロセスが詳細に記されています。
当事者は自分たちがカルトだとは夢にも思っていないこと。
基本的に思考停止。いいことはエホバ(キリスト)のおかげ、悪いことすべてはサタンの仕業だと結論つける。
エホバの証人というと昔はよく小さい子供を連れた女性たちがピンポーンと家にやって来てましたよね。
15年ほど前、前のアパートに住んでいた時は、平日に代休取って家にいるとときどき出くわすことがありました。今のマンションに引っ越してからはインタフォンが鳴ったこともないので、個別訪問はやめたのかもしれませんね。
しかし、今は毎日毎日、駅前に看板持って立っているのですよね。
そして不思議だったのは若い男性などもいること。彼ら会社員とかできないよね、といつも夫と話しているくらい気になるポイントだったのです。
著者によると、信者たちは全時間奉仕といって、フルタイムの仕事はせずに可能な限りの時間を聖書の普及のためにつかうことを推奨されるそうなのです。なので、布教活動がメインで仕事はアルバイトなどで糊口をしのぐしかない。そして信者以外の人=世の人はサタンの影響下にあるので、なるべく交わりを避ける必要があるので会社員なんかになって接点を持つのはよくない。なるほどーーー、謎が解けた!!
しかも、著者が子供の頃は近々にアルマゲドンが起こり世界は滅亡するので大学に行っても意味がない、ということで大学進学もタブーだったのだとか(今は教義が変更され大学進学は禁止されていないそうです)
著者の父は銀行員で海外駐在が長く、そうとう裕福そう。そしてそんな経済的には恵まれている母は息子に対して「銀行に行くな」「会社勤めなんてするな」「エホバに専念しろ」と圧力をかけてくる。そういう生活を送ると経済的にはものすごく困窮するのですよね。そういう矛盾も著者が教団に対し疑念を抱くタネとなったようです。
本人が信じているのはご自由に、ですが、子供を巻き込むことについてはやっぱりどうにかならないものかと考えさせられますね。。。
(別の宗教で似たような話をこの前身近でちらりと耳に挟んだので余計に・・・)
↓文庫です。
カルト脱出記: エホバの証人元信者が語る25年間の記録 (河出文庫)

カルト脱出記: エホバの証人元信者が語る25年間の記録 (河出文庫)

  • 作者: 佐藤 典雅
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/01/09
  • メディア: 文庫

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4月の読書メーター [本]

もう5月。4月はなんとか、本も読めました。でもこれくらいが精一杯かなぁ〜。



4月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1381ナイス数:54みかづきみかづき感想昭和から平成にかけての学校教育に挑み続けた一家の物語。読了日:04月01日 著者:森 絵都
犯罪小説集犯罪小説集感想犯罪を犯してしまう人と、踏みとどまる人の違いはどこにあるのか。そして、「犯人に違いない」と思い定めた人物を追い詰める普通の人々の残酷なまでの集団心理が空恐ろしい作品でした。読了日:04月15日 著者:吉田 修一
眩感想以前、小布施の北斎館で北斎の人生を驚きを持って知ったのだけど、その晩年の画策を支えた娘のお栄(葛飾応為)、その人生を描いた作品。描かずにはいられない、創作者の業。読了日:04月16日 著者:朝井 まかて
朝からスキャンダル朝からスキャンダル感想相変わらずの鋭いツッコミ。ゆるそうで、全然ゆるくないサカイ節を堪能しました。読了日:04月29日 著者:酒井 順子
読書メーター

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